吹き抜けリビングで後悔しない!注意点や対策、間取り設計のコツを解説

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「吹き抜けのリビングを採用したい」

「開放感のある空間に設計したい」

おしゃれなリビングの間取りとして、吹き抜けがあります。1階の天井と2階の床を設けないことで、開放感がある伸びやかな空間となります。新築住宅のリビングを吹き抜けにしたいと検討している方も多いでしょう。

しかし、吹き抜け設計には注意点もあります。良い点に注目していると、設計した後で悔やむことになるかもしれません。吹き抜けリビングを設計する際は、注意点と対策方法を押さえておくことが重要です。

今回は、吹き抜けリビングの注意点や対策、間取り設計のコツを解説します。吹き抜けのリビングにしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

吹き抜けをリビングに設計する際の4つの注意点

吹き抜けの間取りをリビングに採用する上で、以下の4つの注意点を押さえましょう。

それぞれの注意点について解説していきます。

エアコン効率が低下する

2つ目の注意点は、エアコン効率が低下することです。

天井が高い吹き抜けでは、エアコンの効果が広範囲に及びにくくなり、長時間の稼働が必要となるでしょう。快適な室内温度にするまでに時間がかかるため、エアコン効率が低くなる可能性があります。

また、長時間の稼働は光熱費にも影響します。設計の精度によっては光熱費が高くなり、家計の負担となってしまうかもしれないため、費用においても注意しましょう。

匂いや音が広がりやすい

3つ目の注意点は、匂いや音が広がりやすいことです。

開放感のある吹き抜けのリビングでは、調理中の匂いや生活音、会話などが家全体に伝わりやすいと言えます。匂いや音が広がりやすい空間では、プライバシーの確保や生活の質に影響を与える場合があります。

例えば家族で生活リズムが異なると、寝ている人を起こしたり、洗濯物に料理の匂いが移ったりするなど、快適な生活が確保できなくなるかもしれません。

こうした事態を事前に把握して、対策を取るようにしましょう。

掃除やメンテナンスが負担になる

4つ目の注意点は、掃除やメンテナンスが負担になることです。

吹き抜け構造の空間では照明や窓が高い位置に設置されるため、掃除やメンテナンスが難しくなります。照明の交換や天井の掃除には、足場を用意する可能性があります。

物理的な掃除やメンテナンスが難しいと、落下するリスクにも注意しなければいけません。専門業者にメンテナンスを依頼する方法もありますが、その場合費用がかかります。

掃除やメンテナンスが負担になる点も、吹き抜けを設計する上で理解しておきましょう。

2階部分が狭くなる

5つ目の注意点は、2階部分が狭くなることです。

吹き抜け部分で使用される2階部分の床は取り除かれるため、吹き抜けのない家に比べて、2階部分の面積が小さくなります。開放感が得られる一方で、間取りを制限されることになります。

そのため、2階部分の間取りは調整しなければいけません。部屋や収納スペースを調整して、2階部分を有効に活用することが重要です。

快適な吹き抜けリビングを実現するための対策方法

ここまで解説した吹き抜けリビングのデメリットを解決するには、以下の4つの対策方法が有効です。

それぞれの対策方法について解説していきます。

高気密・高断熱の設計やシーリングファンを採用する

エアコン効率を高めるには、高気密・高断熱の設計が欠かせません。

気密性と断熱性の高い家は室内の空気が外に出にくくなるため、エアコン効率が向上し、年間を通して快適な室内環境を保つことが可能です。高気密・高断熱の設計は、外気の影響も受けにくくなります。

また、シーリングファンの採用も効果的です。シーリングファンは空気の循環を助け、温度の均一化を促進します。特に吹き抜けのある広い空間においては、温度差を解消しつつ快適性を高めるのに役立ちます。

エアコン効率に不安がある方は、高気密・高断熱の設計やシーリングファンを採用しましょう。

防音姓を高め、半個室のキッチンを設計する

匂いや音に対しては、防音生の向上や半個室のキッチンが有効です。

各部屋の防音性が高くなるように設計にしましょう。音を遮る構造であれば、吹き抜けリビングを採用した家でも静かな環境を確保できます。

キッチンは半個室の設計にすることで、料理する際の音や匂いの伝播を抑制できます。リビングへ漏れにくくなることで、家族の静かで快適な生活の邪魔になりません。

各部屋の防音性を高め、半個室のキッチンを設計することで、開放感とプライバシーを兼ね備えた吹き抜けリビングを実現することが可能です。

業者への依頼も検討する

メンテナンスや掃除の負担やリスクを軽減するには、業者への依頼も検討しましょう。

業者に頼む場合費用がかかりますが、費用をかけたくないために危険を冒して掃除するのはおすすめしません。安全を最優先に考えた場合、業者に依頼するという選択肢もあります。

メンテナンスや掃除にかかる労力や時間、転落のリスクを考慮して、業者への依頼も検討しましょう。

必要な部屋数を把握した上で慎重に設計する

吹き抜けのリビングを設計する上で、必要な部屋数を把握することが大切です。

吹き抜け構造の家では2階部分が狭くなるため、使える部屋や空間は少なくなります。

そのため、必要な部屋数を把握した上で設計する必要があります。特に2階部分で使える空間を把握し、必要な部屋や収納スペースを確保できるように設計しましょう。

快適な吹き抜けリビングを実現するコツ

ここでは、快適な吹き抜けリビングを実現するコツを2つ解説していきます。

それぞれのコツについて見ていきましょう。

必要な部屋数や収納スペースを把握しておく

快適な吹き抜けリビングを実現するには、事前に必要な部屋数や収納スペースの把握が必須です。

吹き抜け空間がもたらす開放感と、家族のプライバシーや生活の機能性を損なわないように設計する必要があります。各部屋の用途や収納スペースを詳細にプランニングし、過ごしやすい間取りを目指しましょう。

注意点にもあるように、吹き抜け構造の家では2階部分が狭くなります。使える空間が限られるため、生活に不可欠な部屋数や収納スペースを把握することが大切です。

吹き抜けリビングの構造を踏まえた間取りを設計し、快適な住まいを実現しましょう。

高気密・高断熱の設計を得意とする会社に依頼する

高気密・高断熱の設計が得意な会社に、家づくりを依頼しましょう。

外気の影響を受けやすい、エアコン効率が低下するといった問題を、高気密・高断熱の設計が解決してくれます。そのため、高気密・高断熱の設計は快適な生活に欠かせません。

不動産会社によって得意な施工方法は異なります。高気密・高断熱の設計が得意な会社であれば、室内温度を調整しやすい空間を施工してくれます。

家づくりにおいて会社選びは重要です。吹き抜けリビングを採用したい方は、高気密・高断熱の設計が得意な会社を選びましょう。

青森市でおすすめの注文住宅会社3選

最後に、青森市でおすすめの注文住宅会社を3つ紹介します。

それぞれの注文住宅会社について見ていきましょう。

パワーホーム青森

出典元:パワーホーム青森
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項目詳細
会社名パワーホーム青森株式会社
所在地青森県青森市久須志4-1-16
設立年月2013年6月
公式サイトhttps://www.ph-aomori.com/

パワーホーム青森は、豊富な経験と実績を誇る地域密着型の住宅メーカーです。

パワーホーム青森ではさまざまな住宅プランを提供していて、ライフスタイルに応じたスタイルを選択することが可能です。手厚いサポートを受けられるなど、不安がある方でも安心して家づくりを進められます。

また、高水準の耐震性や耐積雪性能を備えた住宅が標準となっていて、年間を通じて快適な居住空間を保証します。青森県で快適に過ごせる家を建てたい方は、パワーホーム青森に相談してみてください。

大進建設

出典元:大進建設
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項目詳細
会社名株式会社大進建設
所在地青森県青森市浪館前田1丁目14-25
設立年月1961年
公式サイトhttps://www.daishink.co.jp/

大進建設はハイデザインと高品質を実現する『D-DESIGN』が特徴の住宅メーカーです。完全自由設計の注文住宅で、理想の暮らしをかなえます。

住宅の施工に採用されるハイブリッド工法は、耐震性に優れた住まいを実現します。また、断熱材ウレタンフォームやLow-Eトリプルガラスと高性能樹皮サッシによって、高気密・高断熱の住宅も可能です。

大進建設では、ハウスコンシェルジュやインテリアコーディネーターが家づくりを全面的にサポートします。注文住宅に対して不安を抱える方でも、安心して依頼できる環境が整っています。

かわさき住宅

出典元:かわさき住宅
スクロールできます
項目詳細
会社名有限会社かわさき住宅
所在地青森県青森市大字浜田字玉川174番地16号
設立年月1994年8月
公式サイトhttps://www.kawasakijyutaku.jp/

かわさき住宅は、地元に密着して25年以上住宅を提供している実績ある住宅メーカーです。『地球環境に配慮した注文住宅』をコンセプトに、ZEH住宅の建築を得意としています。

かわさき住宅はZEH住宅のBELS認定を受けていて、高機能設備を備えたZEH住宅を建てることが可能です。地元に精通した職人やスタッフが全面的にサポートするため、満足のいく家づくりができるでしょう。

まとめ

この記事では、吹き抜けリビングの注意点や対策方法、間取り設計のコツを解説しました。

視覚的な開放感やデザインが魅力的な吹き抜けですが、注意点を理解していないと後悔する可能性があります。十分に対策していれば、一年中快適に過ごすことが可能です。

家づくりにおいては、会社選びが重要になります。施工会社を選ぶ際は、吹き抜けのある住宅が施工実績に掲載されているかどうか確認しましょう。

この記事が、吹き抜けリビングを検討している方の参考となれば幸いです。

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