家づくりを進める上で、注文住宅の外観に悩む方も多いでしょう。外壁の色や素材、屋根の形、窓やバルコニーなどの要素を総合して決めるため、おしゃれなデザインを実現するのは難しいと言えます。
注文住宅の外観を決める際は、『長く住む家』であることを前提に、シンプルで統一感があるデザインを意識しましょう。機能性も重視しつつ、飽きないデザインにすることが大切です。
この記事では、注文住宅の外観をおしゃれにするデザインや決め方、ポイントを解説していきます。注文住宅の外観を決めかねている方、決め方が分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
注文住宅のおしゃれな外観デザイン
注文住宅のおしゃれな外観デザインとして、以下の3つがおすすめです。
それぞれのデザインについて解説していきます。
モダン
モダンスタイルのデザインは、長く暮らす注文住宅におすすめです。
洗練されたシンプルなデザインが特徴のモダンは、直線的でスタイリッシュな外観が特徴です。陸屋根や片流れ屋根など、凸凹がないシンプルなデザインとなっています。また、ネイビーやモノトーンといった無機質な色合いで統一されています。
モダンのようなデザインの外観は、長く暮らす家に適していると言えるでしょう。
北欧風
スウェーデンやデンマークなどをイメージした北欧風の外観は、木材を使って温かみを演出しているのが特徴です。
赤と白のツートンカラーをイメージする方も多いですが、パステルカラーと白のツートンのデザインもおすすめです。屋根は三角にすることで、積雪量の多い地域によく見られる住宅を再現できます。
北欧風といっても、トラディショナルな住まいかモダンな住まいかで、デザインは大きく変わります。北欧風の外観にしたい方は、理想的なデザインを探してみましょう。
ナチュラル
ナチュラルなデザインの外観には、木材やレンガがアクセントとして取り入れられています。
自然素材や天然素材を活用することで、落ち着いた雰囲気を与えるのが特徴です。また、ナチュラルな素材は経年劣化によって深みが出るようになり、時間が経つとひと味違うデザインとなります。そのため、長く暮らす住宅に適したデザインと言えます。
曲線的なデザインとなっていて、温もりのあるおしゃれな外観を演出できます。デザインのよいところを組み合わせるのも、おしゃれな外観にする方法の1つです。
最適な注文住宅の外観を決めるステップ
注文住宅の外観は、以下の3つのステップを踏んで決めましょう。
各ステップについて解説します。
コンセプトとなるデザインを決める
1つ目のステップは、コンセプトとなるデザインを決めることです。
根幹となるコンセプトが決まっていないと、統一感のあるデザインは演出できません。モダンなのか、北欧なのか明確に決めると、まとまりのある外観を作れます。
また、ベースとなるカラーも決めておくのもおすすめです。黒や白、グレーなど全体的なカラーを決めると、細部まで統一されたデザインを設計できます。
さまざまなデザインを調べて、お気に入りのデザインを見つけましょう。
家や屋根の形を決める
2つ目のステップは、家や屋根の形を決めることです。
コンセプトとなるデザインが決まれば、家の形を決めます。2階建てや平屋、L字型などさまざまなデザインがあるため、敷地の面積や形状を確認しながら決めましょう。また、法律上の制限もあるため、施工業者と入念に相談して決めてください。
屋根の形には、切妻屋根や寄棟屋根、片流れ屋根などがあります。屋根の形は外観のデザインだけでなく、機能性にも直結します。例えば切妻屋根は、屋根に雪が積もるのを防ぐのに効果的です。
家を建てる地域の特性や敷地内の条件も考慮しつつ、家や屋根の形を決めましょう。
外壁に使用する素材や色を決める
3つ目のステップは、外壁に使用する素材や色を決めることです。
外壁に使用する素材や色は、住まいの印象に大きく影響します。色については、どんな色を使うか、何色使うかをイメージしながら決めましょう。
外壁の素材も外観の質感に影響します。また、使用する素材によって注文住宅の耐久性やメンテナンスの難しさが変わります。外壁に使用される素材は、以下の4つです。
- 木材
- モルタル
- サイディング
- タイル
それぞれの素材の特徴を理解して、コンセプトに適した素材を外壁に使用しましょう。
注文住宅の外観をおしゃれにするポイント
注文住宅の外観をおしゃれにするには、以下の4つのポイントを押さえましょう。
それぞれのポイントについて解説します。
デザインは全体で統一する
注文住宅の外観デザインを決める上で、全体の統一感を保つことは重要です。
一貫したデザインの外観は、視覚的な調和を生み出し、家全体が一つのコンセプトやテーマに基づいて設計されていることを強調します。デザインが洗練された住まいには一体感があり、安心感と満足感を提供します。
外観のデザインを統一するには、コンセプトデザインを決めることが重要です。ベースとなるデザインをイメージしながら、統一感のある外観を目指しましょう。
窓やバルコニーなどアクセントをつける
外観のデザインでは、窓やバルコニーがアクセントとしての役割を果たします。
大きな窓は平面な外壁に奥行きを作り出し、デザイン性を高めます。バルコニーは外観にリズムを加え、心地良く開放的なスペースを提供します。機能的要素としてだけでなく、デザインの1つとしても有効です。
窓やバルコニーを適切に配置することで、リズムのあるおしゃれな外観を演出できます。外観を設計して物足りなさを感じたら、窓やバルコニーを取り入れてみましょう。
外観の色は2~3色までがおすすめ
注文住宅の外観は、2~3色でデザインを決めるのがおすすめです。
4~5色使うと、派手な印象になって途中で変えたくなる可能性がありますし、1色だけでは単調になってしまうため、2~3色が適していると言えます。外観の色を2~3色に制限することで、家全体の印象が統一され、洗練された美しさを演出できます。
また、自然環境や周囲の建物との調和も考慮すると、シンプルな配色の方が調和しやすいと言えます。外観の色を決める際は、2~3色を目安として決めて行きましょう。
長期的に暮らすことを前提で外観を決める
家を建てるということは、｢この家で長く暮らしていく｣ということです。この前提条件を元に、外観を決めることが重要です。
トレンドのデザインは一時的にはおしゃれであっても、時間が経つと流行が廃れて飽きてしまうかもしれません。外壁を塗り替えるとなると、時間や費用がかかります。
そのため、長期的な生活を考慮した外観にデザインする必要があります。時間が経過しても古びない外観やメンテナンスが容易な素材を採用することで、快適で飽きない生活が送れるでしょう。
長期的な視点で外観を決めることは、デザイン性と機能性を兼ね備えた家づくりには欠かせません。この記事で紹介したような定番のデザインは、長く暮らしていく住まいの外観に適しています。
青森市でおすすめの注文住宅会社3選
最後に、青森市でおすすめの注文住宅会社を3つ紹介します。
それぞれの注文住宅会社を見ていきましょう。
パワーホーム青森
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | パワーホーム青森株式会社 |
| 所在地 | 青森県青森市久須志4-1-16 |
| 設立年月 | 2013年6月 |
| 公式サイト | https://www.ph-aomori.com/ |
パワーホーム青森は、70年以上にわたり住宅建設に携わる地元密着型の住宅メーカーです。
青森の気候に対応した家づくりが強みで、最高等級の耐雪性や耐震性、HEAT20G1グレードの高断熱性を誇ります。結露の発生を抑える樹脂サッシや真空トリプルガラス、熱交換換気システムを採用しているのも特徴です。
青森市の寒さに対応した家を建てたいという方は、パワーホーム青森に相談してみてください。
大進建設
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 株式会社大進建設 |
| 所在地 | 青森県青森市浪館前田1丁目14-25 |
| 設立年月 | 1961年 |
| 公式サイト | https://www.daishink.co.jp/ |
大進建設は、1961年から青森県で住宅建築に携わり、東北ナンバーワンのビルダーを目指しています。お客様のニーズに応える最適な家づくりと資金計画をサポートし、初めての方でも利用しやすいのが特徴です。
また、ハウスコンシェルジュやインテリアコーディネーター、現場監督といった専門家が各工程を担当して注文住宅を設計します。家づくりに不安がある方でも、安心して依頼できます。
かわさき住宅
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 有限会社かわさき住宅 |
| 所在地 | 青森県青森市大字浜田字玉川174番地16号 |
| 設立年月 | 1994年8月 |
| 公式サイト | https://www.kawasakijyutaku.jp/ |
かわさき住宅は、快適な住環境を提供することを目指して家づくりに取り組む住宅メーカーです。25年を超える豊富な施工実績が、かわさき住宅の高い技術力と信頼性を示しています。
設計する住宅には高性能設備が標準装備されていて、快適な暮らしを実現できます。また、ZEH住宅の普及にも取り組み、環境にも配慮された住宅を得意としているのも特徴です。
まとめ
この記事では、注文住宅の外観デザインや決め方、ポイントを解説してきました。
おしゃれな外観を実現するには、長期的な生活を見据えることが重要です。長く暮らしていくことを前提に、デザイン性と機能性を備えたデザインを選びましょう。
また、理想的な外観を実現してくれる会社を選ぶことも大切です。今回紹介した注文住宅会社を参考に、信頼できる会社に施工を依頼しましょう。
この記事が、外観デザインを決めるための参考となれば幸いです。
