青森で注文住宅を建てる際に気になるのは費用がいくらかかるのかでしょう。注文住宅は家を建てる他にも土地代や税金などがかかります。
資金計画を立てない家づくりを始めると、資金が足りなくなり家計に影響を及ぼす可能性があります。そこでこの記事では、青森の注文住宅の費用相場や費用を抑えるポイントについて解説します。
予算内で納得の家を建てるためにも、この記事をチェックしてみてください。
青森の注文住宅の費用相場
国土交通省発行の平成30年度住宅市場動向調査~調査結果の概要~によると、青森の土地代を含む新築の注文住宅の費用は、平均3,971万円となっています。
青森で土地を含む注文住宅を建てる場合は、4,000万年前後の予算を考えておくといいでしょう。ただし、注文住宅の費用は土地の場所や建物に採用する構造や素材、デザインによって大きく異なります。
また、依頼するハウスメーカーによって建物にかかる費用は大きく違うため、予算内に収まるハウスメーカーに依頼する必要があります。
青森で家を建てる際にかかる費用の内訳
青森で注文住宅を依頼する際にかかる費用は以下の4つに分けられます。
それぞれどのような部分に費用がかかるのかをチェックしておきましょう。
土地代
注文住宅にかかる費用の多くの部分にかかるのが土地代です。土地代は形状や広さ、交通の便利さ、近隣の商業施設などによって価格が大きく異なります。
都心部に近いほど土地代は高くなりやすく、都心から離れるごとに安くなりやすいのが特徴です。
また、土地の形が正方形に近いほど価格は高く、いびつな形や旗竿地、袋地など家づくりに向かない土地ほど安くなる傾向にあります。
土地を所有している方は土地代がかかりませんが、地盤が緩い場合などは地盤改良の費用がかかる可能性があります。
青森の平均坪単価の上位4市が以下です。
市 | 平均坪単価 |
---|---|
青森市 | 12.7万円/坪 |
八戸市 | 14.5万円/坪 |
三沢市 | 11.8万円/坪 |
弘前市 | 9.8万円/坪 |
建築費
建築費は一般的に本体工事費用と呼ばれます。建物の主要部分を造る工事にかかる費用です。
木造住宅の場合、本体工事費は2,000万円前後が相場です。鉄筋の場合は2,500万円前後になります。
主な本体工事の内訳は以下の通りです。
工事内訳 | 内容 |
---|---|
仮説工事 | 足場の組み立てや仮設トイレなどの工事 |
基礎工事 | 注文住宅の基礎造りをする工事 |
木工事 | 住宅の骨組みを造る工事 |
内装・外装の工事 | クロスやフローリング、屋根や外装の塗装などの工事 |
断熱や気密工事 | 壁や床に断熱材を取り入れる工事 |
設備や家具設置工事 | 空調設備やトイレ、キッチン、風呂などを設置する工事 |
電気や配管工事 | 電気の配線とコンセント、配管の設置をする工事 |
本体工事費は依頼する住宅メーカーによって金額が大きく異なります。予算オーバーをしないように、住宅メーカー選びは慎重に行いましょう。
付帯工事費
付帯工事は住宅の建築以外にかかる工事のことです。付帯工事にかかる費用は総費用の15%〜20%ほどと言われており、数100万円かかります。
主な付帯工事の内訳が以下の通りです。
工事内訳 | 工事内容 |
---|---|
解体工事 | 前の建物が残っている場合、撤去する工事 |
外構・エクステリア工事 | 建物の周りのフェンスや庭などの工事 |
地盤調査や地盤改良工事 | 建物が建てられる地盤かの調査、地盤を強固にす工事 |
ガス、水道管の引き込み工事 | ガス管や水道管などを引き込む工事 |
照明やソーラーパネルなどの設置工事 | 照明やソーラーパネル、カーテンなどを設置する工事 |
付帯工事は家の条件や立地によって金額が変わってきます。依頼する業者によっても金額が大きく変わってくるため、住宅メーカーと相談しながら決めましょう。
その他費用
その他費用は、注文住宅を建てる際にかかる税金や申請料、保険料などです。おおよそ200万円前後がかかります。
その他費用の内訳は以下の通りです。
確認申請・竣工検査料 | 家を建てる前と後に建築の確認と建物の検査をする際にかかる費用 |
---|---|
印紙税 | 建築工事請負契約書や土地の売買契約に課される税金 |
登記費用 | 所有権保存登記の登録免許税と依頼する司法書士にかかる費用 |
不動産取得税 | 土地や建物などの不動産を取得した時にかかる税金 |
住宅ローンに関わる費用 | 保証料や団体信用生命保険料、火災保険料、事務手数料など |
その他 | 引越しや家具の購入、地鎮祭などにかかる費用 |
その他費用は現金で支払う必要があるものが多いため、事前に現金を用意しておきましょう。
青森で家を建てる際にかかる費用を抑えるポイント
家を建てる際にかかる費用を抑えるポイントは以下の5つです。
それぞれのポイントを把握することで、予算オーバーすることなく納得のいく家づくりができるでしょう。
シンプルなデザインにする
シンプルなデザインにするとプラスのデザイン費がかからず、建築費を抑えられます。デザインにこだわりすぎるとデザイン費や施工費、素材費が上がってしまい、建築費が高くなる可能性が高いです。
予算オーバーしそうな場合は、必要のないこだわりのデザインから削っていくのもポイントです。事前に住宅メーカーが提供している商品ラインナップをチェックしておき、理想の家に近い標準デザインを提供しているメーカーを選ぶといいでしょう。
仕切りを最小限にする
仕切りを最小限にして部屋数を減らすとコストを削減できます。たとえば、部屋を2室減らすと2室分のドアや壁材、クロスなどの費用を削減できます。
書斎をリビングの一角に作ったり、ウォークインクローゼットの数を減らして収納部屋を1室にまとめるなどの工夫をするといいでしょう。
仕切りを減らすと開放感のある空間にもなるため、窮屈感を感じることもなくなります。
設備や素材のグレードを上げすぎない
設備や素材のグレードを上げすぎると建築費用が高くなりやすいです。住宅メーカーの営業は設備や素材のグレードアップをおすすめしてくる場合があります。
営業の提案をすべて取り入れてしまうと、予算オーバーになる可能性が高いです。設備や素材にこだわることは重要ですが、本当に必要な部分だけに限定しましょう。
水回りをまとめる
水回りをまとめるのも建築費を抑えるポイントのひとつです。
水回りを1階と2階に分散させると、排水管の工事費が余計にかかります。たとえば、1階にキッチンを配置し、2階に風呂を設置するなどです。
トイレも2階に必要なければ1階にまとめると、建築コストを削減できます。
水回りをまとめるだけで数10万円のコストカットができるため、実践してみてください。
標準仕様のグレードが高い住宅メーカーを選ぶ
標準仕様のグレードが高い住宅メーカーを選ぶと、オプションに費用がかからず建築費用を抑えられます。住宅メーカーの中には耐震等級3や高断熱、高気密、高性能換気システムなどを標準仕様としているところもあります。
他社ではオプションとなる住宅設備が標準仕様となっていれば、コストを抑えられるでしょう。
ただし、標準仕様のグレードは高いが、もともとの建築費用も高く設定している住宅メーカーも存在します。住宅メーカーを比較して、より安く済ませることのできるメーカーを選ぶようにしましょう。
青森で注文住宅を建てるならパワーホーム青森株式会社がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | パワーホーム青森株式会社 |
所在地 | 青森県青森市久須志4-1-16 |
設立年月日 | 2013年6月 |
公式サイト | https://www.ph-aomori.com/ |
青森で理想の注文住宅を建てるならパワーホーム青森がおすすめです。パワーホームが建てる注文住宅はすべて長期優良住宅の基準を満たしており、認定を取得できます。
耐積雪等級は最高ランクや耐震等級3、HEAT20G1グレードなど安心して快適に暮らせる住宅性能が整っています。アフターサービスも60年点検システムや住宅履歴情報システムの導入など充実しているのもポイントです。
デザインはライフスタイルやモデルから選ぶことができ、希望や理想の家を実現できるでしょう。住宅性能とデザイン性を両立して家づくりをしたい方は、パワーホーム青森に相談してみてください。
また、パワーホーム青森の口コミや評判、施工事例に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
青森で注文住宅を建てる際にかかる費用の相場は、土地代を含めて4,000万円前後です。事前に住宅ローンの利用を含めて、資金計画を入念に行なっておく必要があります。
家づくりに必ずかかる税金関係は現金での支払いが必要になるため、忘れないようにしておきましょう。
予算オーバーをしそうな場合は優先順位を決めておき、順位の低い部分から削るようにしてみてください。この記事を参考にして、青森で理想の注文住宅を完成させましょう。