「青森県で使える住宅補助金って何があるの?」
「青森県の市ごとに使える住宅補助金が知りたい!」
家づくりには数千万という費用がかかります。一生に一度のビッグイベントだからこそ、こだわりたいことも多く、費用が嵩んでしまうという方も少なくないでしょう。
そんな時に助けとなるのが住宅補助金です。住宅補助金は自治体によって異なる制度が用意されており、うまく活用すれば家づくりにかかる費用を抑えられます。
そこで本記事では、青森県で使える住宅補助金について解説します。市ごとに使える住宅補助金を紹介するため、ぜひ参考にしてください。
青森県で使える住宅補助金一覧
さっそく、青森県で使える住宅補助金を見ていきましょう。青森県にある10の市ごとに使える住宅補助金を以下の表にまとめました。
市 | 補助金 |
---|---|
青森市 | ・長期優良住宅化リフォーム推進事業 |
弘前市 | ・弘前市木造住宅耐震改修促進事業 ・弘前市空き家・空き地利活用事業費補助金 |
八戸市 | ・八戸市あんしん空き家流通促進事業補助金 ・八戸市木造住宅耐震改修支援事業 |
黒石市 | ・黒石市木造住宅耐震診断支援事業 |
五所川原市 | ・木造住宅耐震診断支援事業 |
十和田市 | ・住宅取得等支援事業補助金 ・引越し支援事業 |
三沢市 | ・三沢市住宅取得支援事業助成金 ・建物リフォーム等事業費補助金 |
むつ市 | ・むつ市空き家等利活用推進事業補助金 ・むつ市住宅用太陽光発電システム導入支援事業 |
つがる市 | ・移住者マイホーム応援事業 ・結婚生活スタートアップ事業 |
平川市 | ・すこやか住宅支援補助金 ・木造住宅耐震リフォーム促進支援事業補助金 ・平川市結婚新生活支援補助金 |
詳細については以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
青森市で使える住宅補助金
青森市では以下の住宅補助金を利用できます。
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、既存住宅の長寿命化や省エネ化へのリフォームや子育て世帯向け改修等に対する支援を行う制度です。状況に合わせて上限100万円〜200万円の支援を受けられます。
弘前市で使える住宅補助金
弘前市では以下の住宅補助金を利用できます。
- 弘前市木造住宅耐震改修促進事業
- 弘前市空き家・空き地利活用事業費補助金
弘前市木造住宅耐震改修促進事業は、1981年5月31日以前に建築され、耐震性がない建築物の建替え工事が対象の制度です。補助対象経費に応じて助成額が変化し、上限100.4万円となっています。
弘前市空き家・空き地利活用事業費補助金は、空き家・空き地バンクに登録された物件の購入費用の1/2を補助する制度です。補助上限は30万円であり、子育て世帯や移住者、登録から3年以上経過した物件の購入者は10万円の上乗せがあります。
八戸市で使える住宅補助金
八戸市では以下の住宅補助金を利用できます。
- 八戸市あんしん空き家流通促進事業補助金
- 八戸市木造住宅耐震改修支援事業
八戸市あんしん空き家流通促進事業補助金は、八戸市空き家バンクに登録された住宅を取得し、リフォームをした方が対象の制度です。八戸市木造住宅耐震改修支援事業は、耐震診断で耐震性が低いと判断された木造住宅の耐震改修工事等をする際に工事費の一部が補助されます。補助対象工事費用の23%、83.8万円が限度額です。
黒石市で使える住宅補助金
黒石市では以下の住宅補助金を利用できます。
- 黒石市木造住宅耐震診断支援事業
黒石市木造住宅耐震診断支援事業では、1件あたり13.6万円を補助してもらえます。
五所川原市で使える住宅補助金
五所川原市では以下の住宅補助金を利用できます。
- 木造住宅耐震診断支援事業
木造住宅耐震診断支援事業は、1981年5月31日以前に建築された木造住宅が対象の制度です。市が耐震診断員を派遣し、その費用の一部を助成してもらえます。公的負担限度額は13.6万円です。
十和田市で使える住宅補助金
十和田市では以下の住宅補助金を利用できます。
- 住宅取得等支援事業補助金
- 引越し支援事業
住宅取得等支援事業補助金は、2018年4月1日以降に市外から転入してきた方を対象とした制度です。住宅を新築・購入した方や中古住宅を購入した方は、補助対象経費の1/2を補助してもらえます。
住宅を新築・購入した場合で、若年者・若年夫婦・子育て世帯は上限100万円の補助を受けることが可能です。その他の世帯は、上限が50万円となっています。
また、中古住宅を購入した場合で、若年者・若年夫婦・子育て世帯は上限50万円の補助を受けることが可能です。その他の世帯は、上限が30万円となっています。
三沢市で使える住宅補助金
三沢市では以下の住宅補助金を利用できます。
- 三沢市住宅取得支援事業助成金
- 建物リフォーム等事業費補助金
三沢市住宅取得支援事業助成金は、市内への移住・定住を目的に住居を取得する方に対して最大100万円を助成する制度です。
あわせて、宅地を購入する場合はプラスで最大100万円、申請者が一定の条件を満たせばさらに最大で130万円が加算されます。合計で最大330万円の補助を受けることが可能です。
建物リフォーム等事業費補助金は、自宅をリフォームする工事で契約額が50万円以上の工事が対象になります。契約額の10%の補助を受けることができ、上限は10万円です。
むつ市で使える住宅補助金
むつ市では以下の住宅補助金を利用できます。
- むつ市空き家等利活用推進事業補助金
- むつ市住宅用太陽光発電システム導入支援事業
むつ市空き家等利活用推進事業補助金は、居住誘導区域内で、むつ市空き家空き地バンクに登録されている物件が対象の制度です。空き家の購入費用に対して補助が受けられ、補助対象経費または、50万円のどちらか少ない金額が適用されます。
むつ市住宅用太陽光発電システム導入支援事業は、1件につき5万円以内の補助を受けることが可能です。太陽電池モジュールの公称最大出力が2kW以上10kW未満であることが条件となっています。
つがる市で使える住宅補助金
つがる市では以下の住宅補助金を利用できます。
- 移住者マイホーム応援事業
- 結婚生活スタートアップ事業
移住者マイホーム応援事業は、申請者が満45歳以下の移住世帯を対象とした制度です。50万円以上の新築や中古の住宅を取得した場合に、取得費用の10%、基本上限60万円の補助を受けられます。
また、義務教育終了前の子を扶養している世帯では1人につき10万円、市内の業者等を利用した場合は一律10万円加算されます。
結婚生活スタートアップ事業は、新婚世帯で夫婦共に婚姻日における年齢が39歳以下、世帯の所得が400万円未満の方が対象の制度です。住宅の取得費用や住宅のリフォーム費用、住宅賃借費用、引越し費用を1/2補助してもらえます。上限は30万円です。
平川市で使える住宅補助金
平川市では以下の住宅補助金を利用できます。
- すこやか住宅支援補助金
- 木造住宅耐震リフォーム促進支援事業補助金
- 平川市結婚新生活支援補助金
すこやか住宅支援補助金は、移住者及び子育て世帯、新婚世帯の住宅取得を支援するための制度です。住宅を新築、購入する場合にかかる経費の一部を補助してもらえます。補助金額は、補助対象経費の1/10に相当する額か、20万円〜130万円のいずれか低い方となります。
木造住宅耐震リフォーム促進支援事業補助金は、耐震診断の結果によって補強や建替にかかる経費の一部を補助してもらえる制度です。耐震改修や建替に要する工事費、設計費、工事監理費の合計で補助対象経費の23.0%または100.4万円の低い額の補助を受けられます。
平川市結婚新生活支援補助金は、新婚世帯に最大30万円の家賃補助をする制度です。リフォームや引越し費用も対象となり、夫婦ともに年齢が39歳以下であること、夫婦の所得が400万円未満であることが条件となります。
全国で使える代表的な住宅補助金
ここでは、青森県の自治体が用意している住宅補助金ではなく、国が用意している住宅補助金制度について解説します。代表的なものを以下の表にまとめました。
補助金 | 詳細 |
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先進的窓リノベ事業 | 高断熱の窓へリフォームするための支援事業 |
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 既存住宅のトータル断熱や居間だけ断熱へのリフォームに対する支援事業 |
給湯省エネ事業 | 省エネ性能の高い高効率給湯器を設置するための支援事業 |
次世代省エネ建材の実証支援事業 | 次世代省エネ建材の効果の実証を支援するための事業 |
地域型住宅グリーン化事業 | 対象となる住宅を地域の工務店で建築した際の支援事業 |
LCCM住宅整備推進事業 | 脱炭素化住宅であるLCCM住宅の新築への支援事業 |
戸建ZEH補助事業 | 新築のZEHやZEH+などへの支援事業 |
新築を建てる際の補助金やリフォームに対しての補助金が用意されているため、状況に合わせて使い分けてみましょう。また、申請期間なども決まっているため、事前に確認した上で家づくりを行うことが重要です。
青森県でおすすめの注文住宅会社3選
本記事の最後には、青森県でおすすめの注文住宅会社を紹介します。今回紹介するのは以下の3社です。
それぞれの会社の特徴を以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
パワーホーム青森
項目 | 詳細 |
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会社名 | パワーホーム青森株式会社 |
所在地 | 青森県青森市久須志4-1-16 |
設立年月日 | 2013年6月 |
公式サイト | https://www.ph-aomori.com/ |
1つ目におすすめの会社は、パワーホーム青森です。パワーホーム青森は60年以上の歴史を誇る『赤石材木店』と『ナイスグループ』によって2013年に設立された会社になります。
青森県の気候に適した住まいを低価格で提供していることが特徴のひとつです。パワーホーム青森では、耐積雪等級や耐震等級、劣化対策等級において最高ランクの住まいを建てられます。
断熱性能も等級5のため、1年を通して快適な暮らしを実現可能です。
大進建設
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社大進建設 |
所在地 | 青森県青森市浪館前田1丁目14-25 |
設立年月日 | 1961年 |
公式サイト | https://www.daishink.co.jp/ |
2つ目におすすめの会社は、大進建設です。大進建設は60年以上の歴史を持ち、青森県を中心に家づくりに取り組んでいます。
良心的な価格で完全自由設計の住まいを建てられることが特徴です。外観から内装に至るまで、あなたのこだわりを細部まで実現できます。
300通りのプランから選べる規格住宅も扱っているため、予算に合わせて選んでみましょう。
かわさき住宅
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 有限会社かわさき住宅 |
所在地 | 青森県青森市大字浜田字玉川174番地16号 |
設立年月日 | 1994年8月 |
公式サイト | https://www.kawasakijyutaku.jp/ |
3つ目におすすめの会社は、かわさき住宅です。かわさき住宅は約30年の歴史を持ち、青森県にて家づくりに取り組んでいます。
住みやすさと環境に配慮したZEH住宅に定評があることが特徴のひとつです。ZEH住宅を採用しているため、高気密で高断熱の快適な暮らしを実現できます。
光熱費も抑えられ、経済的にもやさしい住まいを建てることが可能です。標準装備も充実しており、住宅の性能も高くなっています。
まとめ
本記事では、青森県で使える住宅補助金について解説しました。家づくりには莫大な費用がかかるからこそ、住宅補助金をうまく活用することが重要です。
事前に住まいを建てるエリアにどのような住宅補助金があるのか確認しておくようにしましょう。また、国が用意している補助金も魅力的なものばかりです。併用ができるものからできないものまであるため、依頼先の会社に相談しながら補助金を利用してください。
本記事があなたのお役に立てれば幸いです。