長期優良住宅って何?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

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「長期優良住宅って何?」

「長期優良住宅にすると何が変わるの?」

この記事を読んでいるあなたはこのように思っているでしょう。

長期優良住宅とは、国から安心で快適に暮らせる家と認められた住まいのことを言います。長期優良住宅の認定を受けると税制面などの優遇措置を受けられるのでおすすめです。

しかし、一般住宅では必要のない認定を受けるまでの申請作業や、入居後の定期的なメンテナンスが必須なことからコストと手間が予想でき、判断に迷ってしまうはず。

そこで今回は、長期優良住宅とはの説明からメリット3選・デメリット3選を踏まえ、口コミや評判などを紹介していくので参考にしてください。長期優良住宅の家づくりを検討している方は、この記事を読んで全体像のイメージをつけると良いでしょう。

また、当メディアでは、青森で注文住宅が建てられるおすすめ会社を紹介しています。注文住宅を建てる上で欠かすことのできない3つのポイントを基準におすすめ会社を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、2009年(平成21年)から施行された、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の基準をクリアし、大きく5つの措置が講じられている住宅を指します。

  • 長期に使用するための構造及び設備を有していること
  • 居住環境等への配慮を行っていること
  • 一定面積以上の住戸面積を有していること
  • 維持保全の期間、方法を定めていること
  • 自然災害への配慮を行っていること

認定基準としては、劣化対策、維持管理・更新の容易性など9項目があります。この基準を満たすことで長期優良住宅と認定されます。

9項目の詳細を知りたい方は、以下の厚生労働省の公式サイトをご覧ください。

長期優良住宅で住宅を建てるメリット3選

長期優良住宅で住宅を建てるメリットは以下の3つです。

  • 住宅ローン控除での優遇がある
  • 住宅ローン金利が優遇される
  • 地震保険料の割引が受けられる

それぞれを詳しく解説していきます。

1. 住宅ローン控除での優遇がある

住宅ローン控除とは確定申告によって受けられる所得税等の控除のことです。

住宅ローン控除は消費税率と居住開始日によって違いがありますが、住宅ローン控除の対象となる借入限度額は一般住宅が3000万円のところ、長期優良住宅は5000万円まで引き上げられます。

また最大で13年間、年末時点での住宅ローン残高の0.7%が1年あたりの最大控除額となります。つまり、1年間で35万円、13年間で最大455万円の税額控除を受けられる仕組みとなっています。

長期優良住宅は一般住宅に比べると借入限度額も多く、控除額が増えるので優遇されていることがわかります。

2. 住宅ローン金利が優遇される

長期固定金利の『フラット35』を組む場合、住宅ローンの金利が優遇されます。良質な住宅に対しては一定期間、低金利を適用する『フラット35S』という制度があるためです。

フラット35Sには物件の技術基準レベルによってAプランとBプランの2種類があります。Aプランでは10年間、Bプランでは5年間と金利が引き下げられる期間が決まっています。

フラット35の固定金利の安心感を得ながら、毎月の返済額も1,000円〜3,000円ほど安くなるため、コストを抑えられます。

3. 地震保険料の割引が受けられる

長期優良住宅として認定されている住宅は、耐震等級2以上になるので地震保険の耐震等級割引制度の適用対象となります。割引率は耐震等級ごとによって異なります。耐震等級2で20%、さらに耐震性の高い耐震等級3で30%の割引率となっています。

地震が多い日本だからこそ、損害を保証してくれる地震保険に加入し、事前に備えることが重要になってきますが、長期優良住宅だと保険料のコストも抑えられます。

長期優良住宅で住宅を建てるデメリット3選

長期優良住宅で住宅を建てるデメリットは以下の3つです。

  • 申請に時間・手数料がかかる
  • 認定後も手間がかかる
  • 建築コストが高くなる場合もある

それぞれを詳しく解説していきます。

1. 申請に時間・手数料がかかる

長期優良住宅は着工前に申請する必要があります。審査のために必要な書類の作成も考慮すると一般住宅よりも着工までに時間がかかります。

所管行政庁の審査を経て長期優良住宅として認定を得ますが、所管行政庁が適合証の提出を求める場合は住宅性能評価機関による技術審査も必要になってきます。

審査には申請手数料がかかりますが、所管行政庁やケースによって異なるので、申請前に手数料の金額を確認しましょう。

他にも、申請に必要な書類作成や手続き等をハウスメーカーや代行業者に依頼する場合も別途費用としてかかるケースが一般的であるため、事前に調べておきましょう。

2.認定後も手間がかかる

長期優良住宅の基準の一つに、維持保全計画があります。

入居後はこの維持保全計画に従ってメンテナンスの必要があります。メンテナンスを怠った場合、認定が取り消されたり、税金や補助金の返還を求められることもあります。

ただメンテナンスするだけでなく、履歴を記録しておく必要もあり、所管行政庁へ報告しなかったり、虚偽の報告をしてしまうと罰金を処せられることもあります。

他には、ライフスタイルの変化で増築やリフォーム、売買や相続する時も所管行政庁への申請・承認が必要になってくるので一般の住宅よりも余計な手間が発生します。

3. 建築コストが高くなる場合もある

長期優良住宅として認定を受けるためには、9項目の基準を満たす必要があります。ほとんどの大手ハウスメーカーは標準仕様で基準を満たしています。

しかし、地元の工務店や中小の建築会社だと、標準仕様では基準を満たしていないことがほとんどです。認定を受けるために建材の材質を変更したり、耐震性を強化したりと追加工事の必要があります。

仕様変更で費用が高くなるだけでなく、その分工期が長くなるので人件費もかさみ建築コストが高くなります。

長期優良住宅に関する口コミ・評判3選

長期優良住宅に関するリアルな口コミ評判は何よりも参考になる情報です。ここでは長期優良住宅に関してのメリット・デメリットを合わせて3つ紹介していきます。

減税が受けられる

◎長期優良住宅のメリット
1住宅ローン減税
最大控除額400万円→500万円
2固定資産税
減額適用期間3年→5年
フラット35の金利優遇
なし→マイナス0.25%
※いずれも期限あり
このほか、地震保険の割引を受けることもできます。

引用元:Twitter(@shinchiku_taro

長期優良住宅として認定されると住宅ローン控除で優遇されたり、地震保険の割引を受けられます。

住宅ローンの優遇期間は限られていますが、一般住宅よりもコストを抑えられる点は長期優良住宅として認定される最大のメリットと言えます。

価値のある家づくりをしよう

家を負債にしないで家を資産として子供達に残すには長期優良住宅で建てる事です。家の性能をしっかり確保して資産も残す家づくりをおすすめします。

引用元:Twitter(@CHANNEL04389321)

土地に比べると建物には経年劣化があるため、建物の資産価値は年数を重ねるごとに下がります。

しかし、長期優良住宅の認定基準をクリアしているということは高性能な住宅として建物の資産価値を維持することに繋がります。

入居後も必要になる手間

長期優良住宅の認定を受けようとする方は、長期優良住宅の建築及び維持保全に関する計画を作成し…
このように、長期優良住宅って作って終わりじゃなく住み手にも義務を負わせているじゃないですか?でもオーナーって変わりますよね?次の住み手も義務を負うのかな?それって物件としてデメリット

引用元:Twitter(@303arc)

長期優良住宅のデメリットは費用と手間がかかることです。

認定を受けるために必要な書類を申請したり、入居後も定期的なメンテナンスや履歴を残す必要があります。

しかし、費用と手間をかけた分だけ売却する際は高い価格で売ることも出来るのでメリットとして捉えることもできます。

青森市で長期優良住宅の家を建てるなら『パワーホーム青森』がおすすめ

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項目詳細
会社名パワーホーム青森株式会社
会社住所青森県青森市久須志4-1-16
設立2013年6月4日

パワーホーム青森は、60年以上の歴史をもつ『赤石材木店』と創業70年の『ナイスグループ』が「青森の皆さんをもっと笑顔に」という想いで結ばれ設立しました。
青森を中心に注文住宅を提供しておりますが以下4つのことを大切にしております。

  • 雪に強い家
  • 地震に強い家
  • 温かい家
  • 住んでからも安心な家

メンテナンスや耐震だけでなく、青森特有の気候に負けない性能にこだわり続けているパワーホーム青森。長期優良住宅の認定基準を超える住まいづくりをしているため、青森で長期優良住宅の家づくりを検討している方におすすめです。

まとめ

今回は、長期優良住宅で住宅を建てるメリットとデメリットについて紹介してきました。

長期優良住宅として認定されるためには、様々な書類の申請や費用がかかることや入居後も定期的なメンテナンスが必要など一般住宅よりも手間がかかります。

しかし、手間をかけた分だけ住宅ローンの減税を受けられたり、割引の適用があるなどメリットもあります。

定期的なメンテナンスもコストや履歴を残す手間もありますが、売却する際に高い価格で売ることに繋がったりもします。何より長期優良住宅の住宅は、世代を越えて快適に安心して住み続けられるのでサスティナブルな点でも魅力的といえます。

この記事で紹介したメリット・デメリットを理解した上で、長期優良住宅の検討をおすすめします。

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