「耐積雪等級ってなんだろ?」
「耐積雪等級って難しそう…」
「耐積雪等級を理解した上で家づくりをしたい!」
と雪国ならではのお悩みを抱えているのではないでしょうか。雪国での家づくりにおいて、耐積雪等級は建物の安全性を確保するための重要な基準です。
耐積雪等級とは、言葉の通り雪に耐えられる家の性能をさします。とはいえ、具体的にどういった基準で考えられているのか、メリットは何かなどが気になることでしょう。
そこで、この記事では耐積雪等級の基礎知識から、そのメリット・デメリット、さらには実際に家を建てた方の口コミや評判まで、詳しく解説していきます。
耐積雪等級を正しく理解することで、雪の重みや積雪による様々なリスクから家を守り、安心して快適に暮らせる住まいを実現できるはずです。これから家づくりを始める方も、すでに検討中の方も、ぜひこの記事を参考に雪国での暮らしに最適な家づくりを目指しましょう。
耐積雪等級とは
耐積雪等級とは、積雪などに耐えるための度合いを示した等級のことです。
耐積雪等級2までの等級があり、一般的にあまり雪が降らない地域では、積雪等級を考慮しなくても問題はありません。しかし、豪雪地帯の地域によっては、耐積雪等級が1〜2と基準が設定されていることがあります。
豪雪地帯でない地域でも、稀に豪雪になることがあるため、耐積雪等級の基準が高いことに越したことはないでしょう。
【結論】豪雪地帯で家を建てるなら耐積雪等級が重要
結論、豪雪地帯で家を建てるなら耐積雪等級が重要です。豪雪地帯では、重くなった雪が屋根に積もってしまったりして、潰れてしまったり落下して下にいる人に被害を及ぼすことがあります。
また、豪雪地帯の地域によっては、定められている基準値に満たす耐積雪等級の高い住宅を建てないといけないケースもあります。したがって、豪雪地帯に住むには、地域に定められている基準を満たす耐積雪等級を建てる必要があるでしょう。
耐積雪等級が高い住宅を建てるメリット
雪国での暮らしにおいて、耐積雪等級の高い住宅を選ぶことは、多くのメリットをもたらします。ここでは以下4つのメリットを深堀りしていきます。
それぞれの内容を詳しくみていきましょう。
安全性の向上(家族や財産を守る)
耐積雪等級の高い住宅は、その名の通り、雪の重みに耐える構造になっています。
具体的には、屋根の形状や勾配、使用する建材の強度などが、積雪量に応じて設計されています。豪雪地帯では、屋根に積もった雪の重みで家が倒壊したり、落雪によって通行人が怪我をするリスクがあるでしょう。
耐積雪等級の高い住宅なら、そうした心配を大幅に軽減できます。家族や大切な財産を守る、まさに「雪に負けない家」となるはずです。
住宅寿命の延長、資産価値の維持
雪の重みや凍結・融解の繰り返しは、住宅に大きな負担をかけ、劣化を早める原因となりかねません。雪により劣化する部分として、屋根や外壁へのダメージ、雨漏りのリスク増加などが挙げられます。
耐積雪等級の高い住宅は、こうした雪国特有の厳しい環境に耐えうる構造や素材を採用しています。それによって、住宅寿命が延び、資産価値を長く維持できるでしょう。
将来的な売却やリフォームの際にも、有利に働くかもしれません。
火災保険料の割引の可能性
一部の保険会社では、耐積雪等級の高い住宅に対して、火災保険料の割引を提供しています。これは、耐積雪性能が高い住宅は雪による倒壊や損傷のリスクが低く、保険金の支払いが発生する可能性が低いと判断されるためです。
家計への負担を軽減できるだけでなく、保険料の差額を住宅設備のグレードアップなどに充てることも良いでしょう。
雪下ろし作業の軽減、精神的な安心感
雪下ろしは、体力的に負担が大きいだけでなく、屋根からの転落など、危険を伴う作業です。とくに高齢者や体力に自信のない方にとっては、大きな負担となるでしょう。
耐積雪等級の高い住宅、特に無落雪屋根を採用した住宅であれば、雪下ろしの頻度を大幅に減らす、あるいは全く不要にすることも可能です。
雪下ろしの軽減によって肉体的な負担だけでなく、雪下ろしに伴う精神的なストレスからも解放され、安心して冬を過ごせるでしょう。家族との時間や趣味など、より豊かな時間を過ごせるようになるはずです。
住宅の耐積雪等級に関する口コミ・評判
これまで、耐積雪等級の重要性や耐積雪等級が高い住宅のメリットを紹介してきて、「耐積雪等級の特徴だけでなく、実際の口コミを知りたい」と思った人も多いはず。
そこで、耐積雪等級に関する口コミと評判を3つ紹介します。口コミ・評判を参考にして、断熱等性能等級のある住宅を検討してみてください。
継続的なメンテナンスが大切です
「耐震等級」は地震に対する強度を3段階で示す指標ですが、「耐風等級」「耐積雪等級」をご存知ですか耐風等級は暴風に構造躯体が倒壊や損傷せずに耐えられるレベル、耐積雪等級は多雪区域にある住宅の積雪に抵抗するレベルを示す指標です新築時の等級は勿論、継続的なメンテナンスが大切です
引用:Twitter(@k_ikeda1127)
耐積雪等級の高い住宅を建てたからといって、安心しきってはいけません。雪国での暮らしでは、特に屋根への負担が大きいため、定期的なメンテナンスが重要です。適切なメンテナンスを行うことで、住宅の寿命を延ばし、安心して長く住み続けられます。
耐積雪等級が該当地域外なんだけれど
耐積雪等級が該当地域外なんだけれど。30cmが25cmで計算されていてどうすりゃいいのさ。直してもらう?
引用:Twitter(@suzuki1224)
豪雪地帯の地域では、住宅を建てる際に、耐積雪等級の高い住宅にしないといけない場合があります。
また、地域によって定められている耐積雪等級が異なるため、注意が必要です。
屋根の点検方法や頻度
点検の頻度は、住宅の築年数や屋根材の種類、積雪量などによって異なりますが、一般的には、年に1〜2回程度が目安です。
屋根は、雪の重みや凍結・融解の繰り返しによるダメージを受けやすい部分です。定期的に点検を行い、破損や劣化がないかを確認しましょう。特に、雪解け後や台風シーズン後などは、念入りな点検が必要です。
自分で点検する場合は、双眼鏡やドローンなどを活用し、屋根全体の状態を確認すると良いかもしれません。ひび割れ、塗装の剥がれ、変形などが見つかった場合は、専門業者に相談し、補修を依頼してください。
雪下ろしに関する注意点
耐積雪等級の高い住宅であっても、積雪量によっては雪下ろしが必要になる場合があります。雪下ろしを行う際は、安全に十分注意し、ヘルメットや命綱などを着用しましょう。
また、屋根に上る際は、滑りにくい靴を履き、複数人で作業を行うようにしてください。もし、不安がある場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。
住宅会社によっては、アフターフォローの一環として、定期的な点検やメンテナンスサービスを提供しているかもしれません。契約前に、こうしたサービス内容についても確認しておきましょう。
耐積雪等級住宅を建てるなら無落雪屋根をつけよう
耐積雪等級の高い住宅を建てるなら無落雪屋根をつけましょう。
豪雪地帯では、落雪防止のために屋根に溜まった雪を下ろす必要があり、雪かきの際に落下してしまうという事故も多発しています。
そのため、耐積雪住宅を建てるときは、無落雪屋根を設置して、落雪と落下による事故を防ぎましょう。
青森市で耐積雪等級2の家を建てるなら『パワーホーム青森』がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | パワーホーム青森株式会社 |
所在地 | 青森県青森市久須志4-1-16 |
設立年月日 | 2013年6月 |
公式サイト | https://www.ph-aomori.com/ |
世界有数の豪雪都市でも安心できる住まいを建てるパワーホーム青森。パワーホーム青森は、耐積雪基準を超えるほどの基準値で住宅を建てており、耐積雪の強度は、最高ランクの耐積雪等級2を誇ります。
また、パワーホーム青森では、無落雪屋根を採用しており、冬の屋根上での雪かきをする必要がなく、落下や落雪の防止に努めています。
このように、パワーホーム青森は、豪雪都市に指定されている青森でも快適な住まいを提供してくれるでしょう。パワーホーム青森に対して、興味を持った方は以下の公式サイトから詳細を確認してください。
また、以下の記事ではパワーホーム青森の口コミや評判、施工事例などを詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は、耐積雪等級の口コミ・評判やメリット・デメリットを紹介しました。耐積雪等級は、積雪や台風などに耐えるための度合いを示した等級です。
耐積雪等級は、2までの等級があり、一般的に雪が降らない地域では積雪等級を考えなくても問題ありません。
この記事では、青森市で耐積雪等級に優れた家を建てるおすすめのハウスメーカーを紹介しているため、耐積雪等級の高い住宅を建てる際に参考にしてみてください。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。